衆議院議員 松島みどりブログ

話題のトピックについて、詳細に触れています。

2021年5月21日以前の記事です。

墨田区に千葉大キャンパス、縁結び役としてうれしい

2021.04.05

 墨田区文花の旧中小企業センターの建物を活用して、4月1日、国立大学法人千葉大学の墨田サテライトキャンパスが開設されました。縁結び役として大変うれしい。墨田区は東京23区で唯一、大学がなく、区にとって大学誘致は長年の悲願でした。
 私が6年前、「千葉大学が都内にサテライトキャンパスを持ちたがっている」という情報を得て、千葉大学の徳久剛史学長を山本亨墨田区長に引き合わせたのが協議の出発点となりました。

 サテライトキャンパスは千葉大学工学部のデザイン学科や建築コースの3年生、4年生、大学院を中心に看護学部なども合わせて、将来的には500人程度が通うと見込まれています。現在はコロナのため通学できない状況です。

 同大学は1921年(大正10年)、「東京高等工藝学校」としてスタートし、デザイン学科は特に人気が高いそうです。創立100周年を迎える今年、デザイン教育・研究を単なる工学系から文理横断として発展させるため、「ものづくりのまち」墨田区の中小企業センターを改修し、「建物全体が実証実験空間となり、生活のすべてをシミュレートできる最先端のキャンパスとして活用したい」と3月まで学長だった徳久さんは語っています。

 一方、墨田区も「区と大学の連携」を重視し、街づくりや、中小・小規模事業との連携、さらに医学部や看護学部にコロナ対策や予防医学の面で協力を期待しています。
すでに区内のワクチン接種の集団接種会場の「サイン」(デザインで示す案内)は千葉大のデザイン科が作成しました。
 また、近隣の墨田中央病院が、同大キャンパスを集団接種会場として使用することになっています。

 実は、墨田区進出の協議半ばの頃、「地方創生の観点から、東京23区に大学の新設や新学部創設は認めない」という政府の方針が決まり、認可されないのでは?とドキッとしたことがありました。しかし、「社会人や留学生にも重点を置く特徴ある大学院教育」「学生を大量に囲い込む、学部全体の移転ではない」ということで、文部科学省や地方創生本部の了解を得て、無事、開校にこぎつけることができました。

 同大学の医学部で運営している病院経営のセミナー「ちば医経塾」も、全国から集まる聴講生の利便のため、墨田キャンパスへの移転を検討中ということです。

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