話題のトピックについて、詳細に触れています。
2021年5月21日以前の記事です。
2016.02.03
2月3日、地元の6つの神社で節分の追難(ついな)式の豆まきをした。学校が終わって子どもたちが参加できる時間帯に集中するので、豆まきのハシゴはたいへん。
まず3時に氏神様である白鬚神社(墨田区東向島)、隅田川を渡って荒川区南千住の胡録(ころく)神社と素戔雄(すさのお)神社、同区荒川の三河島稲荷神社、このあたりで夕暮れとなり、7時に墨田区立川の榎稲荷神社と元徳稲荷神社へ。
後半の3神社はいずれも大きな神社の分社で1つの町会で守っている。白の袖無しの奉仕着を着たり、裃(かみしも)をつける神社もある。
白鬚神社では赤鬼と青鬼が暴れ、そこに弓を持った神官姿の勅使が現れて矢を放ち退治するという寸劇を見せた後に豆まきとなる。演じるのは氏子の男性たち。
どの神社にも若いお母さん(遅い時間はお父さんも)と幼児、小学生、お年寄りが詰めかける。素手でキャッチするだけでなく、ポリ袋や手提げの口を大きく広げて待ち受けたり、リュックサックを高く掲げている姿も。
大豆(小分け袋入りもバラも)以外に駄菓子やミカンなどもまく。固いものや角があるものは危険だからダメ。ただ、軽いと遠くまで飛ばない。投てき力も問われる。
待ち受ける側の「こっち、こっち!」という叫び声、空中での奪い合い。老若男女入り混じった日本人がこれだけ興奮するゲームはめったにないと思う。豆まきが終わって解散となった後は、みんな興奮もさめて、平和な笑顔で帰って行く。
明日は立春。日没が少しずつ遅くなるこの季節、夕方5時頃に「日が長くなったね」と言う時、とても幸せを感じる私です。
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