話題のトピックについて、詳細に触れています。
2021年5月21日以前の記事です。
2019.11.05
11月5日、墨田区役所で「旧氏記載請求書」を提出し、住民票に新設された旧氏の欄に松島と記載が実現した。とても嬉しい。
仕事などで旧姓を使用している女性の利便のため、同日全国で受付開始。私の前に既に3人ほどの女性が同じ手続きをしたと聞いた。長年にわたり政府に働きかけてきたかいがあった。
働く女性が増えるにつれ、戸籍上は夫と同じ名前だが、「仕事は旧姓のまま」というケースが増えている。私もその一人。
これまで仕事で使っている名前で自分を証明するものがなく、金融機関の口座開設や、携帯電話、クレジットカードの契約などで不便なことが多かった。
住民票自体は公的身分証明書にならないが、住民票に準拠して、健康保険証や、マイナンバーカードに旧氏を記載することができるようになった。私はこの日を待ってマイナンバーカードの作成申請を今までしないできた。
もちろん同様に、結婚によって姓を変えた男性も旧氏記載請求ができる。私自身、「松島みどり」という名は世間で広く認識されているにも関わらず、公的に証明する身分証が無く、苦労を重ねてきたことから、同じ経験をもつ女性たちとともに救われたいと思い、自民党の女性活躍推進本部などで強く発言を続けてきた。
政府は女性活躍推進の観点から今後、パスポートや運転免許証への希望者の旧氏記載にも取り組んでいく。
令和元年11月5日は私にとって、貴重な、忘れがたい日付となった。今日私と同じ喜びをかみしめた人は全国でどれだけいたのだろう。
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