話題のトピックについて、詳細に触れています。
2021年5月21日以前の記事です。
2019.10.29
先週は宮中行事で外交の一週間だった。即位の礼に参列のため訪日した8ヵ国の代表と会談。カナダ、フィンランド、イタリア、バチカン、キルギス、ジョージア、ギリシア、ボスニア・ヘルツェゴビアの代表と意見交換することができた。
ジョージアのズラビシュヴィリ大統領とは議員連盟の会合で。シルクロードの終点、ワイン発祥の地でもありハイキングの名所で、日本のシニア世代に魅力満載。
「チャーター便を一度就航すると、観光客が増える。クロアチアもそうだった」と話
した。(21日)
フィンランド大使館ではニーニスト大統領と会った。
それまで日本では認可されていなかった液体ミルクが、フィンランドから熊本地震の際に贈られたことをきっかけに、私たち女性議員が働きかけて解禁されたことを話した。
また、前駐日大使で、大統領府長官に出世したシウコサーリ氏も来日。大使在任時、私の地元向島ロータリークラブのため大使公邸でレセプションを開いてくれたご縁がある。 (21日)
イタリア大使館のレセプションではカゼッラーティ上院議長を迎えた。スタラーチェ大使と、私が経産副大臣として関わったミラノ万博で日本館が大人気だったことが話題となった。またバチカンのモンテズィーリ枢機卿とも同大使館で会い、長崎の隠れキリシタンが世界遺産に登録されたことや、11月にフランシスコ教皇が訪日されることについて話した。(21日)
キルギスのジェーンベコフ大統領とは議員連盟の会で。
前駐日大使は現在42歳で外務大臣!フィンランドといい、在日、在京大使が出世するのはうれしい。山がちな同国は水力が豊富であり、東芝などが得意とするミニ水力発電を多く作ると電力の安定供給につながると話した。(22日)
ギリシャのピクラメノス副首相に、私が2017年7月にギリシャを訪問した際、日本の支援により修復したサラミナ島のファメロメニ修道院や、アテネ市内の国立競技場を訪れ、表彰台に上がった話をした。
「来年の東京オリンピックは観光客を増やすチャンス。オリンピック発祥の地であることをアピールすべき」と話すと、副首相は観光大臣を派遣したいと応じた。(23日)
カナダ大使公邸では衆議院法務委員長として日本側を代表して挨拶した。(21日)(ブログ記事『即位の礼参列のカナダ最高裁長官を迎えて歓迎式で挨拶』)
私が外務大臣政務官として初めて出張し、首都サラエボに大使館を設置することとなったボスニア・ヘルツェゴビナのコムシッチ大統領との会談は別稿。