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2021年5月21日以前の記事です。
2017.10.26
中小企業の「ものづくりの技」を見せ、商談につなげる台東区産業フェアが26日始まり(花川戸の都立産業貿易センター)、開会式で挨拶した。
私は、経産副大臣などとして中小・小規模企業政策に取り組んできた立場から、台東区最大の産業である皮革(靴、バッグ、なめし革)と、伝統的工芸品産業について述べた。
皮革産業は経産省所管では唯一、高関税などで自由化から守ってきた産業。TPP対策及び、大筋合意された日EU・EPAで輸入が増えそうなイタリアやスペインの製品に打ち勝つため、経産省で補助金を出し、販路開拓や機械購入など設備投資に使われていることを紹介。
また、台東区の靴メーカーが中心となって、女性の足に合ったパンプスを提供するため、足幅や甲の高さにより288種の足型の靴を販売する店を大手町に開いた際に伺ったこと、また、「高島屋日本橋店で今、期間限定のコーナーを設けて好評だ」と述べた。
伝統的工芸品産業振興法に基づく工芸品(百年以上の歴史があり、産地に10社以上あることなどが条件)225のうち台東区には7つあり、ひとつの自治体としては非常に多いことも説明した。江戸指物、江戸和竿、東京銀器、江戸硝子、江戸切子、江戸木版画に加えて、私も後押しして、一昨年、べっ甲が加わった。
私は伝統的工芸品産業振興議員連盟の幹事長(会長は京都の伊吹文明元衆議院議長)を務めている。
毎年、同産業の全国大会を開いているが、ことしは11月3日から有楽町の国際フォーラムなどを舞台に東京で開かれることもPRした。
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