話題のトピックについて、詳細に触れています。
2021年5月21日以前の記事です。
2021.02.22
失業状態だけど失業保険をもらえない人が、パソコンや医療事務、「介護職員初任者研修」などの講習を受け、ハローワークの職員に就職先を紹介してもらえる、厚労省の「求職者支援制度」があります。要件を満たせば、月10万円の生活費も給付されます。
対象は、パート、アルバイトなどで雇用保険に入っていなかった人や、失業保険の受給期間が終了したけれども再就職先が決まってない人、自営業を廃業した人、学卒未就職者などです。
訓練期間中に月10万円の給付金(生活費支援)がもらえるのは、本人の収入が8万円以下(シフト勤務の場合は今月25日付の政令で、月12万円以下に拡大)で、同一世帯の収入が25万円以下、訓練を全回受講していること(やむをえない理由がある場合は8割以上)。このほか、所有不動産や金融資産などにも条件があります。
訓練は、基礎コースが2~4ヵ月、実践コースは3~6ヵ月程度。令和元年度は2万1020人(基礎5753人、実践1万5267人)が受講。基礎コースは56%、実践コースは62%の人が、終了後3ヵ月以内に、雇用保険が適用される職を得ています。
コロナ禍により、昨年7月から12月にかけ、受講者数が前年同月比2-3割増のペースで増えています。
訓練は毎月開講、募集し、ハローワークに相談して申し込みます。
東京労働局のHPはhttps://jsite.mhlw.go.jp/tokyoroudoukyoku/newpage_00139.html
3月開講分は申し込みが終了しており、4月20日(火)開講分は、3月5日から申し込みを受け付けます。
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